ARTVIVANT:アールビバン

ビジビリテ

個人のビジョンを明確にするという目的のため、昨年度より採用されたビジビリテ その成果を実感した内定者2名と、新卒者2名との座談会の様子を紹介

アールビバンの“ビジビリテ”とは

ビジビリテとは、もともとはフランス語で「視界」のこと。アールビバンで活躍している社員が細かにケアしてくれるなかで、学生自身の過去を掘り起こしていき、自らの性格や特性、特長を形作ってきた原体験を探すメソッドだ。

目的は大きく2つある。ひとつは、学生本人が価値観をしっかり見つけ、「自分とは何者なのか」、さらに「何をしていきたいのか」と向かい合うため。ふたつめは、会社の信念と学生の志望にミスマッチを絶対に起こさないようにするため。これからのアールビバンの10年を一緒に作り上げる核のメンバーになってもらうためだ。「4月に入社するときには、1ミリのブレもなく、アールビバンに溶け込んで欲しいと心の底から思っています」と採用担当者は言う。

「なりたい自分のビジョンが明確であればあるほど、それぞれの成長スピードが上がり、アールビバンで何をすべきなのかが的確に見えてくるはず」とも。数回の面接ののち、最終面接までの間にビジビリテを徹底的に行うことで、新入社員と会社のつながりを熱く、確実なものにしていくのだ。

3次面接をパスしたにもかかわらず、ビジビリテを経て最終面接に進むのはごく少数。最終面接の前にビジビリテを体験することで、自分を再認識し、他の道を選ぶ学生も多いという。しかし、最後まで全力でビジビリテと向き合い、アールビバンとのシンクロを強く感じてくれた学生とは、これから長く一緒に働いていきたい、そんな人事の想いが伝わってくる。

座談会参加者「あなたにとってビジビリテとは?」

ビジビリテの様子 内定者:前田 圭佑、設楽 めぐみ、小畑 恵理 新卒者:前田 圭佑 設楽 めぐみ

過去・現在・未来 を見つめ、自分の本質と向き合う

設楽「ビジビリテは簡単に言うと、"自分の過去・現在・未来を、一本の串で刺す"ことでしょうか。学生は自分自身のことをわかっているようでも、実は今までの人生や自分自身を言語化することは難しいんですね。それを過去・現在・未来を見つめ直して掘り下げていくことで、自分自身の指針となるメソッドになっているんじゃないかと思います。ではまず最初に、アールビバンとの出会いはどんな感じだった? 」

小畑 恵理

ビジビリテでは、泣かされかけるくらいに苦しんだ

小畑「私は、デスクワークよりも営業や接客など、人と話す仕事を希望していました。合同説明会でアールビバンを知ったんですが、日本で唯一の会社ということで、他とは印象がまったく違っていました。『これだっ!』と感じて、その場で志望をアールビバン1本に絞りました(笑) 」

設楽「いわゆる一目惚れのような感じか(笑)。で、ビジビリテをやってみてどうだった? 」

小畑「とても苦労しました。私は、特にこれといって一生懸命打ち込んだことというのが思いつかなかったんです。でもメンターの方は、『何かあるでしょ?、きっと何かあるはず!』とずっと一緒に考えてくれて。」

設楽「それで初めて、『自分とは何者なのか』ということに向き合った感じ?」

小畑「そうです。メンターの方からは複数回の面談を通じて、『本当にそれを思っている?、本気でそうしたい?、本当に自分の言葉としてそれを言える?』と繰り返し問われて。それこそ、自分が不甲斐なくて涙が出るくらいに(笑)。最初は近い過去のことばかりを、それこそ高校時代の海外留学のこととかを振り返っていたんです。でも、人事の方から『本当はそこじゃないんだと思うんだよね、俺は』と言っていただいて。何度もアドバイスを受けながら考えているうちに、父や母からの影響というのを大きく受けていることに、初めて気付けたんですね。例えば、数年前に亡くなった父が一生モノと言われる貴金属や宝石を扱う仕事をしていたことなどが、美しいもの、綺麗なものや空間が好きな、いまの自分につながっているんだな、と。それで、それまでビジビリテの書き出しも『自分は、こうしてああして』だったのが、父親とのエピソードだったり、もともと自分が持っている思いなどをすっと書けるようになったんです」

設楽「ビジビリテは、それ自体は評価対象ではなくて、出来栄えというよりは120%本音を書いているかどうかを見るんだよね。小畑さんの場合は、ばっちりだった」

小畑「他の就活生と比べて、自分は頑張ったという自覚もないし、なんにもないなあ、というのはすごく感じていました。自分の過去には言いたくないこともたくさんあって。でもビジビリテを通して、何がいまの自分を作っているのかを見つけることができたように思います。それこそ場所や時間を選ばずに、何度でも根気強く、とことん付き合ってくださった社員の方たちのおかげですね」

2年間の放浪が、ビジビリテの予行演習に

堀江 健一

設楽「堀江くんはどうだった? 」

堀江「僕は大学が理系で物理学科だったんですが、どうもしっくりこなくて。大学を辞めるつもりで、2年生が終わった段階で2年間休学したんです。その間、国内外を放浪しまして。いわゆる自分探しの旅だったんですが、さらに見失いました(笑)。アールビバンを知るきっかけは"逆求人"。第一印象じゃ、何だこの会社は、と(笑) 」

前田「ひどいな、それ(笑) 」

堀江「まず商材が絵だというのが変わっているし、面接の際も、余計なアイドリング抜きにこちらにぐいぐい迫ってくる。『最初から裸でぶつかってこい!』という感じが、とにかく新鮮でしたね」

設楽「なるほどね。ビジビリテを受けての感想は? 」

堀江「僕は逆に小畑さんと違って、すごくスムーズにいったような気がします。いまお話しした2年間の放浪が、ビジビリテ的な自分探しにつながっていて、それがいい予行演習になっていたのかな、と」

前田「堀江は、あっけらかんと本質をさらけ出すタイプだから、すんなりいったのかもしれないよね」

堀江「はい、ビジビリテも面接でもそうなんですが、アールビバンは早い段階から『お前はどうなりたいのか』とか、『何をしたいのか』というのを、すごい勢いで迫ってくるんですね。それで、こちらも最初から自分の本当の想いをさらけ出して、それを受け止める、という感じでした。自分に共感してくれる感覚というのが、明らかに他の会社とは違っていましたね」

前田「彼自身も、人を惹きつけるものを持っている。両者の求めるものが、早い時点でマッチングしたというか」

堀江「気付きということでは、面接で『僕は日本中、1億3,000万人の記憶に残す(残る)人間になりたいんです』と大言壮語したことに対して、『いや、お前なら絶対、日本どころか世界中の人たちの記憶に残るようになれるよ』というのは言っていただきました。それで、ゾクゾクっと来ちゃって。それと、もともと僕はすごく営業力というのをつけたくて、営業メインの会社を受けていたんです。その中で『絵を売るというのはどうなんですか』と。それに対して、『めっちゃ難しいよ』、『それは面白い、ぜひ入りたいです』みたいな感じでしたね」

実際に働いているメンバーにとって、ビジビリテの経験はどう昇華された?

前田 圭佑

前田「僕の考え方なんですが、ビジビリテは自分の設計図だと思っているんです。多くの企業の場合は、何に興味があるか、どういう姿になりたいか、で終わるんですね。でもビジビリテでは、なんでそれに興味があるのか、どうしてその姿になりたいのか、まで突き詰めていく。で、アールビバンであれば、そのなりたい姿にアプローチできますよ、というのが本質だと思うんです」

小畑 (深くうなずく)

堀江「小畑さん、めっちゃ共感してる(笑) 」

前田「僕はこれまでは、『自分はこういう人間なんだな』というのを、人からの評価でしか確認できていなかったんですね。それがビジビリテで、『自分は小さい頃は確かに自分を表現するのが苦手で、友だちがいなかったな』というところから始まって、でもそういった人付き合いが苦手だったからこそ人とのコミュニケーションに飢えていて、人が笑ってくれたとか、納得してくれたこととかがすっごく嬉しいんだ、ということがわかった。自己実現というか、承認してもらっているという喜びが自分の核にあるんだな、ということを、人からの目線ではなくて、自分で気付けたというのがいちばん大きかったですね。それこそ、いい思い出だけを語れる場所ではなかったし、自分のいやーな部分とも無理くり対話させられましたけど(笑)」

一同 (うなずく)

前田「だから、俺の目指すべき未来というのは、どこまでいっても自分のなりたい姿じゃないといけなくて。会社に対して何ができるじゃなくて、自分が自分に対して何をしていくか、ということに気付かせてくれたのがビジビリテなんですね」

設楽「前田くんは、過去15年の新卒者の営業記録更新が間近になっているんだよね。ビジビリテで得た経験は、今の仕事に活きている? 」

前田「それはすごくありますね。営業にはいろいろなスタイルがあると思いますが、僕の場合は、基本的にお客様とかなり仲良くなるところから始めるんです。で、実はこれは、いままでの僕がいちばん下手くそだったことなんですね。子ども時代、根暗で友だちがいなくてレゴブロックが相手で、それこそ想像の中の友だちがいて、と。その自分がいちばん不得手なところを、生きていく過程で能力としてどんどん身につけていった。そのことを、いま営業で実践している感じなんですよ。だから、もともとあった潜在的な能力というのをビジビリテが最大限まで引き出してくれているな、という実感があります。逆に、設楽さんはどうなのかな? 」

設楽 めぐみ

設楽「私の場合はどちらかというと、ビジビリテによって自分のいままで構築してきた価値観に気付いた、というパターンではないのかもしれないな。自分は人生の節目節目で、『あ、いま自分はこんな価値観を得た』みたいに、その都度整理をする生き方をしてきたんだよね。いわば、ビジビリテ的な生き方というか」

堀江「"生けるビジビリテ"ですね(笑) 」

設楽「人を"生き字引"みたいに(笑)。だからビジビリテでは、誰でも自分の中のすごくチープな、小さなこだわりというのがあると思うんだけど、それを大事にしなければいけないんだなということを強く感じた。自分の中の信念や欲は、それが例えどんなに小さなものであってもとても大切で、そのすべてが自分の原動力になる。そして、それを言語化することは自身の想いを昇華させることでもあって、いまでもその感覚は忘れないでいる」

 アールビバンとともに歩む未来

前田「二人はこれから入社するわけだけど、会社ではどんな将来像を思い描いている? 」

小畑「私は、偉そうなことを言うと(笑)、ビジビリテでもずっと言ってきたことなんですが、接客をして、お客様の心の中で『あの人の存在がいちばん大きい』『この人のために人生が変わった』と思われるような人に、いちばんなりたいです」

堀江「僕は、自分のなりたい姿になるために会社を利用する、というのはおかしいですが、会社とウインウインの関係で、一緒に上昇していきたいなと思います。自己実現のために頑張ります」

前田「これから、うちの会社を志望先として考えている人に対しては、とにかく裸一貫でぶつかってくる覚悟だけ持ってきてくれ、と伝えたいですね。ぶつかってきてくれさえすれば、それに対して会社は必ずアクションを起こします。そのことは絶対、保証します。その覚悟さえがあれば、必ず活躍できる。逆に何も発信しないと、会社は何も返せない。なので、WEBを見た段階で躊躇があるようなら、止めてもらったほうがいいと思いますね」

設楽「私は、何よりも『決めつけるな』ということが言いたいですね、会社のことも、自分自身のことも。入る、入らないは別にして、うちの会社を知って、他の会社と比較することでいろんな視点が生まれるんだと思うんだよね。その上で、聞きたいことはなんでも聞いて、自分のキャラを100%ぶつけて、それに応えてくれる会社を見つけてほしい。それが100社中、たった2社だってかまわない。そこから"いいね"をもらえれば、それって素敵じゃない。だから就職活動中は良い自分を見せようと気を張るんじゃなくて、思いっきりぶつかってきてほしいな! 」

あなたの「ビジビリテ」は?

小畑 恵理「勇気」 恥ずかしさを捨て、
勇気を持って立ち向かうもの!
堀江 健一「晴耕雨読」一歩一歩焦ることなく、その日に適したことをする!
前田圭佑「熱」熱(パッション)を感じさせたい!
設楽めぐみ「裸」 自分のすべてをさらけ出して、ぶつかってほしい!