

ある日、大きな箱に入った物が送られてきたのです。
「なんだっけ???」
と思ってしまったほど私の記憶からは忘れ去られていたのです。
せっかく買ったものだし、このまま置いておくのも荷物になるし・・・、そんなことを考えながら、壁にその作品を飾ってみることにしました。
「素晴らしい!」「素晴らしすぎる!!!」
全力疾走で仕事に明け暮れていた日々。
部屋には寝るために帰っていたようなものだったので、薄暗く、お世辞にも「いい空間」
ではなかった。
それがどうでしょう!
アートを飾ったことで、薄暗い部屋に一瞬にして光が溢れたようでした。
「虹がかかったようだ!」
透明なはずの空気が華やかに艶やかに彩られたような感覚。
なんともいえない、高級感、豊かな気持ち・・・。
完全にアートの魅力に取りつかれた私は時間を見つけては画廊やギャラリーを巡り、ついには30枚以上ものアートを購入するに至るわけです。